ファンタジー世界を知る:エルフ

どうも、こすもんぬです😃
最近FF14の漆黒編をクリアして改めて自分がファンタジーの世界が好きなんだなぁと実感したところです。
妖精やドラゴン、ドワーフとか神話の神とかやっぱりワクワクしますよね!

 

今回からはファンタジー世界の様々な要素の背景を調べてよりファンタジーを楽しめるようになろうということで色々調べてみます!
第1回目は白い肌にとがった耳が特徴のエルフについてみてみましょう

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北欧神話の簡単な説明

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現代のファンタジーの元をたどると北欧神話にたどり着きます。北欧神話をちょっと知っているだけでもファンタジー世界を理解する助けになるので概要を見てみましょう。

 

さて北欧神話とはゲルマン人たちが信仰していた神話集であるゲルマン神話のうちキリスト教化される前の信仰に基づく神話。つまりあんまり別の宗教や信仰の影響を受けていないゲルマン神話ってことになる

 

北欧神話の世界

北欧神話には3つの層に分かれた9つの世界、そしてそれらに根を張る世界樹ユグドラシルが存在する

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第1層 
アースガルズ

最高神オーディンを長とするアース神族の世界。

アルフヘイム

エルフの世界

ヴァナヘイム

ヴァン神族の世界。


第2層
ニダヴァリール

ドワーフや小人の世界

スヴァルトアルヴヘイム

黒いエルフの世界

ミズガルズ

人間の世界

ヨトゥンヘイム

巨人の世界
第3層
ニブルヘイム

氷に覆われた世界、氷の巨人が住む
ここで獰猛な竜ニーズヘッグがユグドラシルの根をかじっている

ムスペルヘイム

炎に覆われた世界、炎の巨人が住む

 

とまあこんな感じです。これを見てわかる通り対になる世界が存在したりエルフとダークエルフといったような二元的な要素が強い
ニブルヘイムとムスペルヘイムの二つの世界から世界の創生が始まり様々な物語が繰り広げられるが最終的には神と悪の最終戦ラグナロクにて物語は終局する。

北欧神話におけるエルフ

 

北欧神話においてエルフはアルフヘイムの世界の住人でありヴァン神族のフレイが王として納めている。フレイはとても美しい豊穣の神(男)でありそれゆえエルフも自然の豊かさをつかさどる神族として扱われる。

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またエルフはとても若々しく森や泉などに住むといわれていて不死または長寿であり魔法の力を持っている。


スヴァルトアルフヘイムに住む黒いエルフについては現代のファンタジーにおけるダークエルフが悪として描かれるのとは違い単なるエルフの対になる存在としての意味合いが強い。というのも北欧神話における二元論は善悪という二元性を欠いており「神vs悪」というのも実際には「秩序vs混沌」である。

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現代のエルフ

ここまでは北欧神話におけるエルフを見てきたが信仰や神話は歴史の中で混ざり合いエルフの概念やその姿も変わってきた。

 

現代のファンタジー世界におけるエルフ像はJ・R・Rトールキンの「指輪物語による影響が大きいといわれている。ロードオブザリングっていえばみんなよく知っていると思う。

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豊穣をつかさどる小神族の総称として北欧神話で語られてきたエルフは賢明で半神的な種族「エルフ」として認識されることになる。

 

またエルフが伝承されていくにあたってエルフがどちらかというとドワーフに近い存在であったり人々や家畜に病気を引き起こしたり悪夢をみせるような存在であったためその要素が現代に引き継がれていることもある。

 

ダークエルフも現在では肌が褐色の悪いエルフ、また少し妖艶さのあるエルフとして描かれることもある。えっちだ
堕落したエルフとその子孫である

 

人間とエルフの混血であるハーフエルフというのもファンタジーでは取り上げられることが多い。混血というのはいくつかの神話にも描かれるようなテーマでありハーフエルフは人間とエルフの両方から差別的な扱いを受けることが多い。

 

 

まとめ

エルフがなんとなくえっちなキャラクターに見えてしまうのも伝承がうまくいかなかったせいで僕がスケベなせいではないことがわかったので良かったです。

 

エルフが弓使いってのも後付けのイメージだよな