ゲームメーカー研究第6弾:プラチナゲームズ
どうも、こすもんぬです🙏
久しぶりにゲーム会社研究やっていきます。
今回見ていくのは「プラチナゲームズ」!
ベヨネッタ2やNieR:Automataなどの開発を行った会社ですね。
プラチナゲームズの歴史
大阪にある会社です。
歴史の長い会社ってわけではありません。2006年にカプコンを退社した三並達也さん(元代表取締役)が有限会社ODDを設立、また同年2006年にカプコン子会社であったクローバースタジオの解散に先立って稲葉敦志さんら(現チーフクリエイティブオフィサー)がSEEDS株式会社を設立。翌年2007年にODDとSEEDSが合併しプラチナゲームズ株式会社となりました。
なので初期メンバーにはカプコンからの人間が多いって感じ。有名なクリエイターとしてはカプコンにて「バイオハザード2」「デビルメイクライ」「大神」などを手掛けた神谷 英樹さん(チーフゲームデザイナー)が初期から所属している。また現代表取締役である佐藤賢一さん、取締役の田平さんなどセガ出身の方もODD設立メンバーとして所属しており2008年にはセガと業務提携を発表して当時の作品の発売元は多くがセガでした。
その後はコナミ、任天堂、スクエニなんかと手を組んでクオリティの高いゲームを開発しています。特にアクションに関して一定の評価があります。ニーアかっこよかったもんね
有名・名作タイトル
・METAL GEAR RISING REVENGEANCE
コナミから2013年に発売されたメタルギアシリーズのアクションゲームでKOJIMA PRODUCTIONとの共同開発。2009年時点でメタルギアの登場人物”雷電”を主人公としたアクションゲームとして開発がスタートしていたようだが予定通り進まなかった。そこで2011年開発にプラチナゲームズが加わることが発表され1から作り直した。
敵兵を斬って内部パーツを奪い取ったり、どんな角度からでも着ることができる「自由切断」が売り。
・ベヨネッタ2
ベヨネッタの続編でかなり評価の高かったもの。
そもそもベヨネッタは神谷英樹さんがデビルメイクライ以上を求めて制作したクライマックス・アクションゲームであり敵の攻撃を華麗に回避し連続攻撃を決めつつ敵を倒していく。戦闘評価が「コンボ」「タイム」「ダメージ」の3つあり、また最高評価を得るためにはノーダメージ出なければならない。
敵を倒すだけでなく、華麗な戦闘にこだわるところに面白さがある。
初代はセガが発売を担当していたが、諸事情により2は任天堂が発売を担当。100万本には届いてないくらい?だが海外から非常に高評価を得たプラチナゲームズを代表するゲーム。
・NieR:Automata
「ニーア ゲシュタルト/レプリカント」の続編でスクウェア・エニックスが発売・開発している。そこに開発としてプラチナゲームズも加わっている。
2021年6月時点で600万本売れてるゲームで美しいアンドロイドの華麗なアクションももちろん見どころだけど一番の魅力はヨコオタロウさんが作り出す残酷だけど美しい世界観とニーアシリーズならではの物語の見せ方です。
複数のエンディング、操作キャラクターによってさまざまな視点から物語を見ることができ、またニーア特有のカメラ固定、サウンドノベル、謎イクラシューティングなどゲーム性が幅広い。
個人的にNieRシリーズは音楽やゲームシステムの面からも全力で物語に没入させる工夫が施されていて、またアクションRPGとしても楽しめる神ゲーだと思います。
・ASTRAL CHAIN
NieR:Automataにおいて高い評価を得たアクションの部分を若くして担当したのが田浦貴久さん。その田浦さんがディレクターを務めたのがこの「ASTRAL CHAIN」。
隕石の落下により異界とつながった地球はゲートから現れる「キメラ」と呼ばれる異形生物によって汚染されてしまったため、災厄を逃れた人々は巨大な人工島「アーク」に移り住む。主人公が所属する特殊部隊「ネウロン」はキメラやその影響を受けて人間から変異した「偏移体」から人々を守るために戦いを繰り広げる
って感じのストーリー。レギオンと呼ばれる特殊兵装と共に戦うアクションゲーム。
レギオンは5種類ありまた指示もいろいろと出せる(ニーアみたい?)
主人公とレギオンの2体を同時に操作する感覚が新しく面白いところ。
今後注目したいタイトル
・ベヨネッタ3
ベヨネッタの新作Nintendo Switch で制作中。2017年に発表されてるので今後の情報待ち
・BABYLON'S FALL
割と最近情報が出てきたスクエニ×プラチナゲームズのアクションRPG。ハクスラベースで4つの武器を組み合わせることで戦略の幅が無限大に。またオンラインマルチプレイが予定されている。
・プロジェクトG.G.
デベロッパーとして活動してきたプラチナゲームズの新規IP「プロジェクトG.G.(仮名)」。
神谷さんがこれまで手掛けてきた「ビューティフルジョー」「The Wonderful 101」に続くヒーロー3部作の完結編として位置づけられている。巨大ヒーローに関するゲーム。
内容についてはほとんど触れられていないが「発売タイミング」がキーポイントとなっているらしい。とりあえずは「プラチナゲームズの新規IPで巨大ヒーローに関する何か」がここ数年の間に爆誕するということ
まとめ
ひとことでまとめると「アクションに定評のある開発会社」といった感じ。海外のゲーム会社ともさらに手を組み活動範囲を広げていっている。
今後どんなタイトルにかかわってくるのか、また新規IPについても期待です
最近個人的にゲームはどこの会社が作ったとかよりも誰が作ったか、関わっているかが重要な気がするので人に焦点を当てて調べてみました。