ゲーム一覧を作った。
どうも、こすもんぬです🐹
自分がプレイしたことのあるゲームを書き出す作業をしていた時に、プレイするジャンルの傾向を確認したり個人的ゲームランキングなんかを登録できたら便利だなぁとか思ったのでその前段階としてゲーム一覧を作っていました。
ハード別にファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドー64、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、メガドライブ、MSX/MSX2、ゲームギア、PCエンジン、バーチャルボーイ、セガ・マークⅢ、ワンダースワン、ネオジオポケット、ゲームキューブ、Wii、WiiU、DS、3DS、Nintendo Switch、PlayStation1~5、PSP、PSVitaを対象にそこかしこからデータを集めて一覧としてまとめました。(項目はゲームタイトル、ハードジャンル、発売年、メーカー)
一部情報が欠けていたり、タイトル数が少ないものもあったので今後穴埋めはしていかなければなりませんがとりあえず一通り作り終わった(データ件数:21205件)ので、今回はそのゲーム一覧のジャンル分けを使って簡単なデータ分析をしてみたいと思います。
ジャンルから見る
ジャンル分けは下の表のように行いました。
ACT | アクション |
TAB | テーブル |
SPT | スポーツ |
SHT | シューティング |
PUZ | パズル |
RAC | レース |
ADV | アドベンチャー |
RPG | ロールプレイング |
SLG | シミュレーション |
OTO | 音楽 |
NOV | ノベル |
CARD | カード |
FTG | 対戦 |
QIZ | クイズ |
FPS | 一人称シューティング |
ETC | その他 |
例えばアクションアドベンチャーの場合はACT、ADVの二つのジャンルを持っていることになります。またFPSは単純に別枠で知りたかっただけなのでジャンル分けはFPS+SHTの2つのジャンルを持っているようにしています。
またゲームの正式なジャンル分けは特別決まっておらずよく分からないジャンルのゲームもあるのでそこは自分で調べて勝手に分類しました
①全ゲームのジャンル別件数を見てみよう!
圧倒的にアクションゲームが多いですね。次いでアドベンチャー、RPG、シミュレーション、スポーツ...となっています。
アクションが多いのはゲームの中でキャラクターを動かすゲームのほとんどがアクションに分類されるからですね。スポーツゲームと分類したものでも実際はアクションゲームでもあることがほとんどです。ただこの「キャラクターを操作する」というのがゲームにおいて根源的な面白さの一つであることを強く示しているとも言えます。
次にアドベンチャーゲームは定義があいまいで日本では多くの場合立ち絵+テキストのコマンド選択によりストーリーを進めていくタイプのゲームを指すことが多い。特に近年のアクションアドベンチャーとアクションRPGの境目は微妙なところがあるけど一応経験値によるレベルアップがあるかないかで分類することが多いようです。
そんな中でアドベンチャーゲームが2番目に多い理由としては特に携帯機ゲームにジャンルが適していたことが挙げられると思います。
だいたい2006~2015年ごろまで活躍していた据え置きゲーム機PlayStation3と2004~2012年ごろまで活躍していた同じくソニーのPSPのジャンル別のソフト数を見てみましょう
見てわかる通り携帯機であるPSPではアドベンチャーゲームがアクションを抜いて一番多いジャンルとなっています。このようにアドベンチャーというジャンルは携帯機で多いため全体のジャンルとしても多くなっているようです。
次いで多いRPGは経験値によるレベルアップや、能力値計算による戦闘が主なゲームとしてジャンル分けしています。特にアクションなどプレイヤーの技術に依存しがちなゲームとは違って誰でも楽しめるところが人気なポイントだと個人的に思ってます。
経験値を稼いでレベルアップするというシステムは常識といっていいほど浸透していて逆にこのシステムを変えてしまうとプレイヤーが混乱してしまうくらいのものとなっていますよね。ゲームを作る側としても、プレイする側としても非常にわかりやすいためこのジャンルは人気となっています。
次に多かったのがシミュレーションゲーム。盤上のリソースをうまく使って戦うウォー・シミュレーション(ストラテジー)や経営・育成シミュレーション、乗り物シミュレーションなどがあります。RPGもシミュレーションゲームといえると思いますがここでは分けています。これもまた幅広いものを一つのくくりでシミュレーションゲームとしているので数が多くなっているのもありますが、同じリソースであっても使い方次第で勝ち負けが決まるところが人気なポイントだと思います。
囲碁や将棋がとても古くから楽しみ、また戦争を繰り返してきた人間にとって最古のゲームジャンルといってもいいと思います。
②年代別にゲームジャンルを見てみよう!
1990年代はアドベンチャージャンルが割と少なくて年代が上がるごとにすごい勢いで増えていますね。先ほど見た通り携帯機が出てきたことがアドベンチャーの発展につながったということでしょうか。また近年はアニメや漫画などのゲーム化も多く、それらの多くがアドベンチャーゲームでのゲーム化となっていることも理由の一つだと思います。
またテーブルゲーム(囲碁、将棋、麻雀など)やスポーツゲームなど実際に存在する遊びをゲーム化したものは最近では数が減っています。これは新しいゲームハードがいくつも出ていた1990年代にハードが出るたびに〇〇版として同じようなテーブルゲームやスポーツゲームが出されていたことやゲーム中のミニゲームとして扱われておりジャンルとなっていないこと、特に最近テーブルゲームはコンシューマーゲームでなくモバイルゲームとして出ていることが理由と考えられます。また以前は様々なゲーム会社が乱立しており各社がスポーツゲームを開発していましたが最近では実際のスポーツ業界と結びつきのあるゲーム会社のスポーツゲームが大きな人気を誇っていて他が参入しにくいため本数が減っています。レースゲームなんかも主要なタイトルに集約していっている感じがします。
このように特定のジャンルでは大きな人気を得たゲーム作品がシリーズ化していることで全体に占める割合が低くなっているものもあります。逆にアクション、RPG、アドベンチャー、シミュレーションなんかは今でも割合が高く新しいアイデアで勝負しやすいジャンルと言えそうです。また既存のジャンルにとらわれないその他としているジャンルの中にも面白そうなゲームがたくさんありそうです。
まとめ
一覧を作る中でハードに対するジャンルの傾向や各ゲームメーカーの変遷をみることができたり、かっこいいタイトルの付け方やゲームの内容など色々と勉強することができました!
この一覧を使ってできそうなことはまだまだあるので適当にやっていきます。
でわ✋