ゲームの販売方法について

どうも、こすもんぬです😸
連休最終日ですね、っていってもあと3日頑張ればまた土日がやってきますよー

今回はゲームの売り方について調べていきたいと思います。

f:id:cosmonnuu:20200922144101j:plain

 

もう最近はってほどでもないけど基本プレイ無料のゲームが大半を占めるようになってきましたね。ゲームの売り方は大きく3つに分かれると思いますがそのうち二つの要素が組み合わさったハイブリッド型もあって色々な方法があります。特徴とメリット、デメリットを見ていきましょう!

Free to Play型(F2P型)

特徴

コンテンツの重要な部分へのアクセスを無料でプレイヤーに提供する方法です。基本無料基本プレイ無料ってやつです。

PCオンラインゲームが誕生したころは特定期間分のプレイ権を購入するP2P(Play to Pay)が基本でした。面白いか分からない状態で課金しなければならず、またP2Pにおいてプレイヤーは一つのタイトルのみに集中して遊ぶ傾向がみられるため他に魅力的なタイトルが増えるとプレイヤー数が分散してしまうという問題がありました。

これを解決するためにNEXONが世界で初めて導入したのがF2Pという方法!
上記の課題のみならず当時ゲーム業界を悩ませていた海賊版への対抗策ともなりました

F2Pはさらに二つに分かれます


シェアウェア

Play to Payゲームの完全版を購入してもらうことを意図して用意された試験版ソフトウェア。つまり無料体験版のこと、これもF2Pに含まれます。

フリーミアムゲーム

ユーザーはゲームの全機能にアクセスすることができるが、追加コンテンツにアクセスするためにはマイクロトランザクション(アイテム課金)を支払わなければならないというもの。今じゃ一番一般的なやつ、そしゃげ

f:id:cosmonnuu:20200922180517j:plain

フリーミアムモデルはゲームのみならずニコニコ動画のプレミアム会員とかLINEのスタンプとか提供するものが無料で追加生産できる(コピー)できるデジタル財を扱うビジネスで見られる。というかこれがフリーミアムが成立する条件である

追加コンテンツにはゲーム内スキンやプレイヤーの強化ができるもの、プレイの待ち時間を短縮させるもの(スタミナ回復とか)など様々ある。スポンサー関連のゲーム内スキンとかもあるよね

メリット

・費用がかからないのでより多くの人がプレイしてくれる可能性がある。
・ゲーム収益は課金をするごく一部のプレイヤーによるものではあるが(あとは広告費)課金額は自由なので従来型のゲームの収益を上回る可能性多くの人がプレイしているということ自体がゲームの面白さにつながるもの、すなわちネットワーク効果を高める要因となる。
・売れるかどうかわかる前に生産にかかる費用(ゲームなら開発費)をほぼすべて投入しなければいけない従来型のゲームに比べてF2P型のソーシャルゲームなどは初期の開発費はそれほど高くなく費用は毎月のアップデート・運営費が多くを占める。そのため最悪ゲームが売れなかったとしても運営サービスを停止することで抜け出せるためリスクが低くなる。新規参入も容易になる!

デメリット

・ゲームによっては特別アイテムやスタミナ回復系のアイテム、能力強化系アイテムが課金アイテムとして用意されていてこれらは課金を行っていないプレイヤーに対して優位に立つことができる。このようなゲームは"支払って勝つ(Pay to Win,P2W)"ゲームと呼ばれる。P2Wは中国のようなゲームに対して経常的にお金を支払うことに慣れているプレイヤーには受け入れられているがそれ以外ではあまり受け入れられていないように思える。

・無料のシングルプレイゲームにありがちなのがゲームオーバーになるたびに課金を促すポップアップが表示されるというもの。これにはギャンブル依存症に似たものがあると指摘されている。
・子供の不注意による大量課金の問題
・なんとなく無料という単語に対して粗悪であるというイメージがある人もいるんじゃないかな

 

サブスクリプション(P2P)型

特徴

動画や音楽などではかなり浸透している仕組み、月額や年額など一定期間に対して代金を支払うことでゲームに関するサービスを受けることができるというもの。

定額でプレイ権を購入するようなゲーム(FF14とか)や、月額〇〇円で様々なタイトルをプレイし放題といったものがこれにあたる。
あとPlayStationPlusとかNintendo onlineとかもこれ、オンライン機能が使えてかつ月初めにゲームをフリープレイで配信してくれたりする。

ここでは主なサブスク型のサービスを紹介します。

PlayStation Now

f:id:cosmonnuu:20200922165824j:plain

PC(windows)とPS4PS4独占タイトルが遊べるクラウドサービス。
料金プランは
1か月:1,180円
3か月:2,980円
6か月:6,980円
400タイトル以上ある

PS4PS3の名作が遊び放題である。クラウドサービスなのでダウンロード時間やストレージ容量を気にしなくていいのがうれしい、しかしストリーミングなので最大720pの解像度であり若干画質は粗くなる。画質対策?にダウンロードに対応したタイトルも用意されている。あとクラウドゲームなので遅延が気になるけどそこそこの回線ならタイミングがシビアなアクションゲームとかじゃない限りは通常プレイが可能である。

そのあたりも踏まえてPS5のPlayStation Nowには期待してる。

Apple Arcade

f:id:cosmonnuu:20200922165918j:plain

AppleApp Store経由で展開するサブスクゲームサービス。iphoneMacでゲームが楽しめる。
料金プランは
1か月:600円
1年:6,000円
タイトル数は100以上

ゲームは独占タイトルの新作が多く、またスマホゲームに多いゲーム内課金や広告が取り払われているのも嬉しいポイント。ゆったりした雰囲気のゲームが多いみたい

このようにサブスクによってゲームの種類や雰囲気が違えばユーザーも自分の好みに合ったものを選びやすくなるので良いよね

③Stadia

f:id:cosmonnuu:20200922165956p:plain

あのGoogleさんがついにきたのかってなったやつ。最近あんまり話聞かないけどどうなんでしょうか

Googleが提供するクラウドゲームサービス、PCやスマートフォン、Chromecastに接続したテレビなどでゲームができる。
料金プラン
Stadia Base:無料 サービス開始はまだ
Stadia Pro:有料

Googleさんのクラウド技術のおかげでテレビでは最大4K出力、PCやタブレットでも高解像度出力が可能となっている。はじめ提供タイトルが微妙やったけど2020年中には120本のタイトル提供を目指しているらしい。

一番の特徴は専用コントローラーが出てることだと思う。

f:id:cosmonnuu:20200922172654j:plain

メリット

・定額制なので気軽に始めやすい
・サブスクごとにゲームやサービスに特徴があるためユーザーは自分に合ったものを選ぶことができる
・Stadiaなどハードを買わなくてもいいやつもある
・過去の名作・大作が手軽な料金で楽しめる

デメリット

・ストリーミングサービスなのでプレイする人の環境によっては画質が粗かったり遅延が気になることがある。
・人気の最新タイトルがプレイできるわけではない

買い切り型

特徴

一回買ってしまえばあとから料金がかかることはない、従来のゲームの販売方法。
といっても最近は追加コンテンツが後から配信されたりとかが多い気がするから一概に買い切りって言っていいのかはわかんない

①パッケージ版

f:id:cosmonnuu:20200922173637j:plain

ゲーム屋にいってソフトを購入してくるカートリッジやディスクのこと。ダウンロード版より安いことがある気がする。

②ダウンロード版

f:id:cosmonnuu:20200922173731j:plain

ニンテンドーeショップとかPS store、steamのようなオンラインショップで購入してゲーム機、PC本体にゲームをダウンロードする。カートリッジやディスクを交換したりする必要がないがデータ容量を大きく取る。

 

ここからはパッケージ版とダウンロード版を比較することでメリットとデメリットを見ていきます。

 パッケージ版のメリット

ダウンロード版より安いことがある。ダウンロードショップでのセールもたまにはあるがパッケージ版だと販売している店舗のセールの対象となる場合があるからその恩恵を受けることができる。
・パッケージ版を友人と貸し借りすることができる。また売りに出して次のゲームを購入する資金とすることもできる。
・パッケージ自体のデザインが特徴的であることもある(限定盤や特典グッズ付きとか)のでコレクション品となる。
・データ容量が小さくて済む

ダウンロード版のメリット

・ダウンロードショップのセールがあるとき安く買える(ニンテンドーカタログチケットとかあるよな)
・販売店に実際に行く必要がなく、発売日すぐにゲームをダウンロードして開始することができる。
・カートリッジなどの交換が不要
・複数のハードで共通して一つのダウンロードしたゲームを共有することができることもある(条件がある)

デメリット

基本的に片方のメリットが片方のデメリットなので説明は省きます

まとめ

フリーミアムゲームに関してはまだいろいろと特徴や問題点もあるので別にまとめてみたい😀今度ゲーム会社のインターン行くのでその予習みたいな感じで個人的にまとめてみた感じです。

F2Pのゲームは昔は無料でプレイできるってところがメリットに入っていたみたいだけど今では当たり前になりすぎて結局ゲームがおもしろいかってのが大事になってるらしい。あたりまえか

個人的にはゲームはパッケージでコレクションしておきたい派なのでシリーズものとかだとダウンロードでは買わないですね。PS4にはなぜか友達とゲームシェアする方法があるとかないとか